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ばうふらの踊    
 
 
    

詩: 鹿島鳴秋 (Kashima Meishuu,1891-1954) 日本
      

曲: 弘田龍太郎 (Hirota Ryutarou,1892-1952) 日本   歌詞言語: 日本語


お寺のどぶの
ばうふらたちは
朝から晩まで
ふらふら踊(おどり)

いたづら小坊主
お経をよめば
みぞではばうふら
まけずに踊る



1919年は弘田が傑作童謡を次々に書いた年ですが中にはこんな曲もあったのですね。題材がなんといいますか着眼点がものすごいです。軽快で楽しげなメロディは決して悪くないですが、まあこの詞の内容では今の世に残るのは難しそうですね。
ちなみに今は現代仮名遣いで「ぼうふら」と書き換えて鹿島鳴秋童謠曲集には収録されているようです(国会図書館のデータベースを見ただけですが)。

( 2017.01.02 藤井宏行 )


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