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Perfidissimo volto    
  Madrigali,libro terzo
最も不実な顔が  
     マドリガーレ集第3巻

詩: グァリーニ (Giovanni Battista Guarini,1538-1612) イタリア
      

曲: モンテヴェルディ (Claudio Monteverdi,1567-1643) イタリア   歌詞言語: イタリア語


Perfidissimo volto,
Ben l'usata bellezza in te si vede
Ma non l'usata fede.
Già mi parevi dir: «Quest'amorose
Luci che dolcemente
Rivolgo à te,sì bell'e sì pietose
Prima vedrai tu spente,
Che sia spento il desio ch'à te le gira.»
Ahi,che spento è'l desio,
Ma non è spento quel per cui sospira
L'abbandonato core!
O volto troppo vago e troppo rio,
Perchè se perdi amore
Non perdi ancor' vaghezza
O non hai pari alla beltà fermezza?

最も不実な顔が
見慣れたあなたの美しさの中に見える
だが見慣れぬ誠実さは
既に私に語ったように思える 「この愛は
やさしい輝きで
あなたに向けられているけれど とても美しく愛らしく
最初に消えて行くのをあなたは見るでしょう
あなたに向けられていた望みが消えて行ってしまう前に」と
ああ 望みは消えたのだ
だが ため息つきつつ 消えることはないのだ
この棄てられた心は!
おおその顔は あまりにも美しく そしてあまりにも邪悪なのだ
なぜなら あなたが愛をなくしても
なくすことはないのだから その美しさを
おお あなたにはないのか その美しさにふさわしい美徳が?

( 2016.12.28 藤井宏行 )


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