TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ


天の原    
 
 
    

詩: 阿倍仲麻呂 (Abe no Nakamaro,698-770) 日本
      

曲: 貴志康一 (Kishi Kouichi,1909-1937) 日本   歌詞言語: 日本語


あまのはら ふりさけみれば 春日なる
三笠の山に いでし月かも



こちらも百人一首でおなじみ、遣唐使として中国に渡り、死ぬまで帰国が叶わなかった阿部仲麻呂の望郷の歌です。「八重桜」ほど濃密な日本メロディではなく、メロディラインには欧風の香りもしますが、テンポといい伴奏のきらびやかさといい ハミングが唐突に入るところも含め全体の雰囲気は「八重桜」によく似ています。

( 2016.11.05 藤井宏行 )


TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ