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Frühlings Ankunft (altjapanisch)   Op.47-3  
  Vier Japanische Lieder
春の訪れ  
     4つの日本の歌曲

詩: フローレンツ (Karl Adolf Florenz,1865-1939) ドイツ
       原詩:万葉集 ,

曲: キーンツル (Wilhelm Kienzl,1857-1941) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Winter entflieht,schon der Lenz sich zeigt,
perlend schimmert der Morgenthau
duftig der Abendnebel steigt,
über der grünen,dämmernden Au
Kamina bis Büsche erschallen
süss vom Sange der Nachtigall.

冬は逃げ去り もう春が姿を見せている
真珠のように朝露がきらめき
香しく夕霧が立ちこめる
緑の 翳り行く野原の上では
カミナが茂みに鳴り渡る
甘く ナイチンゲールの歌声と共に

これも万葉集からの歌のようですが、元歌は特定できませんでした。「カミナ」とあるのはそのようにドイツ語詞でも書かれていますが、一体何なのかも不明。鶯(ナイチンゲール)と一緒に春に野原で鳴くので何かの鳥のようにも思えますけれども。
ドイツ語の訳者は特定はまだできていないのですが、1・2曲目の流れからしてKarl Adolf Florenzと考えてまあ間違いなかろうということでそう記載しています。

( 2016.11.03 藤井宏行 )


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