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行脚僧 |
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あきのやまぢをたゞひとり あさつゆしめるくさわけて さとからさとへつゑすがり ねんぶつとなへさすらひつ なむあみだぶつ なむあみだ なむあみだぶつ なむあみだ ふゆのさむぞらたゞひとり ゆきのころもでしのぎつゝ のきからのきへかねならし ねんぶつとなへさすらひつ |
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作曲者がベルリン留学中に管弦楽伴奏の歌曲として書いたもので、初演はドイツ人歌手によるベルリンフィル伴奏という豪華なものだったようです（そのコンビの録音も残っています）。風格溢れる力作ですが、和風に徹し切れていないところが少々残念。この世代の作曲家の洋楽消化の一過程と見ればないものねだりではあるのですけれども。
( 2016.10.29 藤井宏行 ）