Sequel to “Grandfather's Clock” |
続・おじいさんの時計 |
1. Once again have I roamed thro' the old-fashioned house, Where my grandfather spent his ninety years. There are strangers in charge,and the change they have wrought-- Oh! it saddens me,even to tears. Dear old clock! when they found you were speechless from grief, Then they went and swapped you off,case and all. For that vain,stuck-up thing (tick,tick,tick,tick,tick,tick,tick,tick), For that vain,stuck-up thing on the wall. Chorus Grandfather sleeps in his grave; Strange steps resound in the hall! And there's that vain,stuck-up thing (tick,tick,tick,tick,tick,tick,tick,tick), There's that vain,stuck-up thing on the wall. 2. While we talked of the old clock they all ran it down. Tho' they claimed that it couldn't be made to run. It was useless they said-- it was quite out of style; Built,no doubt,just about the year One. And the words echoed round,with a faint,mocking sound, As if some one gave assent to it all; 'Twas that vain,stuck-up thing (tick,tick,tick,tick,tick,tick,tick,tick), 'Twas that vain,stuck-up thing on the wall. Repeat Chorus 3. From the clock-peddler's cart in the junk-shop it went, Where its cog-wheels were sundered one be one; And the brass-founder joked as they writhed in the flames-- “Melt'em up,” says he; “then they will run.” There is grief in my heart,there are tears in my eyes. Yet indignantly the sight I recall Of that vain,stuck-up thing (tick,tick,tick,tick,tick,tick,tick,tick), For that vain,stuck-up thing on the wall. Repeat Chorus 4. “An extremely hard case!” said the junk-dealer's wife, As she carried it for kindling wood and sighed-- That mahogany case,with its quaint,figured face, Which so long was my grandfather's pride. “There is hope for the small; there's a change for us all; For the mighty ones of Time,they must fall!” Says that vain,stuck-up thing (tick,tick,tick,tick,tick,tick,tick,tick), Says that vain,stuck-up thing on the wall. Repeat Chorus |
1 もう一度ぼくは歩いて回った その古いスタイルの家の中を ぼくのじいちゃんが人生の90年を過ごした家を そこは知らない人たちが管理してて あちこち手が加えられてしまってた - おお!それがぼくを悲しくさせるんだ そして涙までも 親愛なる古時計よ!彼らが見つけたとき お前が悲しみのあまり言葉をなくしてたのを その時 彼らは行って交換したんだ ケースから何から 役に立たずに 止まってるもんだから (チク チク チク チク チク チク チク チク) 役に立たずに 止まってるもんだから 壁の上で コーラス じいちゃんはお墓に眠ってる 不思議な足音が広間に鳴り響く! そしてそこには 役に立たずに 止まってるものが (チク チク チク チク チク チク チク チク) そしてそこには 役に立たずに 止まってるものが 壁の上に 2 ぼくたちがその古い時計の話をしてる間 彼らは皆 時計をけなしてたんだ 文句言ってた もう動かすことはできないと こいつは役立たずで おまけに全く時代遅れ 間違いなく作られたものじゃないか 紀元前にって そしてその言葉は響いて来た かすかなあざけりと共に まるで誰かがすべて同意しているみたいに そいつは役立たずに止まってるもんだ (チク チク チク チク チク チク チク チク) そいつは役立たずに止まってるもんだ 壁の上にって コーラス繰り返し 3 時計商人の荷車から 屑屋へとその時計は運ばれた そこで歯車はひとつまたひとつとバラされた 鋳物師はふざけて言った 歯車が炎に融かされる時に 「融け切ったら」彼は言う「動くようになるだろう」と 悲しみがぼくの心に 涙がぼくの目に まだあの気の毒な光景を思い出す あの役に立たず 止まっていたものの (チク チク チク チク チク チク チク チク) あの役に立たず 止まっていたものの 壁の上に コーラス繰り返し 4 「何て頑丈な箱なの!」屑屋のかみさんは言ったんだ それを焚き付けの木にしようと運んだ時に ため息ついた そのマホガニーの木箱は その趣のあるデザインは どれほど長いこと ぼくのじいちゃんの自慢だったことか 「小さなものには望みがある 私たち皆にとっての変化がある 時間の強大さのために 皆滅びねばならぬのだ!」 そう言うんだ あの役に立たず 止まってたものは (チク チク チク チク チク チク チク チク) そう言うんだ あの役に立たず 止まってたものは 壁の上に コーラス繰り返し |
有名な「おじいさんの時計(邦題:大きな古時計)」の2年後に書かれた続編です。夜の儚さを教えてくれる内容ですが、やはりこの手の企画ものの悲しさか、第1作に比べると詩も音楽も遥かにパッとしないものになってしまっているようです。
10年ほど前にあった「古時計」ブームの名残りか、日本語のサイトでもこの曲を紹介しているサイトがいくつもありました。がそこに載せられている訳詞は全部ソースが同じなのか一緒でした。その内容に一部疑問なしとはしませんでしたので、私なりの別の訳をつけてみました。特にリフレインのコーラスの部分が難しいですが、ここでじっと動かないでいるのはどう考えても「古時計」ですので、その解釈で訳をつけております。
実際に演奏されたものを聴くのはちょっと難しいようですが、まあMIDIになったものを一度聴けば十分かな という気もします。
( 2016.10.18 藤井宏行 )