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Pio polý ki apó ta mátia    
 
まなざしを交わすよりも  
    

詩: パラマス (Kostis Palamas,1859-1943) ギリシャ
      

曲: テオドラキス (Mikis Theodorakis,1925-) ギリシャ   歌詞言語: ギリシャ語


Pio polý ki apó ta mátia axízoun
kai ta lachtaró
toúton ton kairó ta cheilákia
kai ta lachtaró.

Lámpoune sto diáva mas oi drómoi
apó tin chará.
Xóverga stiména ta cheilákia
sta ápeira pouliá.

まなざしを交わすよりも
そして思い焦がれるよりも
今はくちづけの時だ
想い焦がれる

輝いてる ぼくらの行く道は
喜びで
トリモチは捕まえるのさ 唇を
数限りない鳥たちの

テオドラキスにはけっこう多くの声のための作品があります。そのかなりのものがポップな耳に優しいメロディにあふれています。そんな彼が自らヴォーカルを買って出た歌曲集録音(Intuition)、多彩なスタイル、多彩な伴奏で聴く者を飽きさせません。作曲者のヴォーカルは決して巧くはないのですが何とも味のある朴訥な、一度耳にしたら決して忘れられないような声、児童合唱を絡めてノリノリのサンバ調で歌う作品が特に素敵です。そんな中の1曲、うまい具合に詩人の著作権が切れておりましたので訳してご紹介することにしました。もっともギリシャ語からダイレクトに訳しましたのでかなりの部分意味不明ではありましたが。

( 2016.10.07 藤井宏行 )


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