The plague of love |
恋の病 |
Yes,I'm in love,I feel it now, And Celia has undone me; And yet I'll swear,I can't tell how, The pleasing plague stole on me. 'Tis not her face that love creates, For there no graces revel; 'Tis not her shape, For there the Fates have rather been uncivil. 'Tis not her air,for sure in that There's nothing more than common; And all her sense is only chat, Like any other woman. Her voice,her touch,might give th' alarm; 'Tis both,perhaps,or neither; In short,'tis that provoking charm Of Celia all together! |
そうさ 俺は恋してる 恋を感じてるんだ 今 セリアは俺につれないけれど それでも俺は誓うぜ どうしてかは分からないが 心地よい病が俺を襲ったんだ あいつの顔じゃないんだ 恋を生んだのは そんなにたいしたもんじゃないしな あいつのスタイルでもない 運命って奴は相当無遠慮なんだな あいつの振る舞いでもないんだ 間違いなく ありゃ全然普通だしな あいつのセンスといやあ お喋りだけだ 他の女と少しも違わない あいつの声も 手触りも 警告してるのかもな どちらも あるいはどちらでもないが 要するに こりゃ頭にくる魅力だって セリアのすべてが! |
現代にもそのまま通じる「恋の病」の特徴をユーモラスに描写した詞です。250年以上も前に書かれた歌詞とはとても思えません。音楽の方は品にあふれてこの歌詞ほどくだけていないのがまた面白いところ。イギリスのテナー歌手たちの愛唱歌のようで、Youtubeなどでも結構な数の演奏を耳にできました。
( 2016.09.23 藤井宏行 )