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Come away,death   Op.65-2  
  The Clown's Songs from Twelfth Night
来たれ、死よ  
     ”十二夜”の道化の歌

詩: シェイクスピア (William Shakespeare,1564-1616) イングランド
    Twelfth Night (十二夜) Act.2 Scene.4 Come away,death

曲: スタンフォード (Charles Villiers Stanford,1852-1924) アイルランド   歌詞言語: 英語


Come away,come away,death,
And in sad cypress let me be laid;
Fly away,fly away,breath;
I am slain by a fair cruel maid.
My shroud of white,stuck all with yew,
O prepare it;
My part of death,no one so true
Did share it.

Not a flower,not a flower sweet,
On my black coffin let there be strown;
Not a friend,not a friend greet
My poor corpse where my bones shall be thrown;
A thousand thousand sighs to save,
Lay me,O,where
Sad true lover never find my grave,
To weep there.

来たれ、来たれ、死よ、
そして哀しき糸杉の中に私を横たえておくれ。
飛び逝け、飛び逝け、息よ、
私は美しくも非情な女に殺されたのだ。
白い布を、イチイで一面飾られたものを
おお、用意しておくれ。
いまや死の世界の私、私ほど誠実に愛して
死を分かつ者は誰ひとりいない。

一輪の花も、一輪の甘き花も
わが黒い棺に投げ入れることのないように。
友一人、友一人さえ
投げだされる我が哀れなる亡骸を送ることのないように。
千もの、千もの嘆息は胸に秘めたままで、
私を横たえておくれ、おお、
哀しき誠の恋人が決して見出すことのない我が墓に、
そこで彼女が泣くつもりだった墓に。


( 2016.09.22 藤井宏行 )


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