I hoed and trenched and weeded |
私は鍬を入れ 畝を作り 草を取って |
I hoed and trenched and weeded, And took the flowers to fair: I brought them home unheeded; The hue was not the wear. So up and down I sow them For lads like me to find, When I shall lie below them, A dead man out of mind. Some seed the birds devour, And some the season mars, But here and there will flower The solitary stars, And fields will yearly bear them As light-leaved spring comes on, And luckless lads will wear them When I am dead and gone. |
私は鍬を入れ 畝を作り 草を取って それから花を市場に持って行ったが また家に持って帰ることになった 相手にされずに 色が身に着けるのに似合わなかったのだ そこで私はあちこちにその種を蒔いた 私のような若者が見つけてくれるようにと 私がその下に眠っているだろう頃に 死人となって忘れられて いくつかの種は鳥に食われ いくつかは季節が駄目にするだろう だがあちこちで花は咲くだろう この孤独な星たちは そして野原は毎年この花を咲かせるだろう 光の葉をした春がやってくれば そして不運な若者たちはそれを身に着けるだろう 私が死んでいなくなったあとに |
ハウスマンの詩集「シュロップシャーの若者」、一番最後に置かれた詩です。詩人の心意気が描かれているように思えたので取り上げて訳してみました。この詩集の一人称は詩によって色々変えて訳しましたが、これはやはり「私」が一番しっくりくるでしょうか。
( 2016.09.10 藤井宏行 )