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En casa de Mariquita    
  Mujeres Argentinas
マリキータの家で  
     アルヘンティーナの女

詩: ルナ (Félix Luna,1925-2009) アルゼンチン
      

曲: ラミレス (Ariel Ramirez,1921-2010) アルゼンチン   歌詞言語: スペイン語


詩:著作権のため掲載できません。ご了承ください
私はエル・アルトの娘
愛国者で 港町の女よ
ほら この記章に書いてあるでしょ

新しいショールと腕輪とで
私は広場を散歩したわ
何が起こってるか知りたくて

エル・アルトに戻るとき
私は出くわした すてきなパーティに
立派な身なりの男の人たちと
とてもめかしこんだ女の人たち
お話させてちょうだいね
私がその家で見たものを
その窓越しに

それはマリキータの家だったの
新しい歌が歌われていた
私が繰り返してみるわね

私はエル・アルトの娘
何も分からないから
外面だけ真似るわ

それは聖なる叫びなの
平等と自由の
戦いと勝利の
この歌は私の祖国
私がずっと待ち望んでいたものよ
私は魂にしっかり焼き付けたわ

(詞は大意です)

最後の曲に登場するのはブエノスアイレスの名もなき町娘、彼女が覗き見したパーティーは、マリキータ・サンチェス・デ・トンプソン(Mariquita S?nchez de Thompson 1786-1868)のサロン、ここには名士たちが集い、政治経済から芸術まで幅広く語られていたのだそうです。ここで歌われた歌に新しい国の自由の息吹を感じる町娘、なかなか凝ったつくりの歌です。クりオージャの陽気なリズムとメロディが沸き立つような歓喜を歌います。私は個人的にはこの歌曲集で一番好きな歌なのですが、一番ポピュラリティは低いかも知れません。もったいないことです。

( 2016.08.07 藤井宏行 )


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