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To couple is a custom    
  Anon. in Love
カップルになることはひとつの習慣だ  
     恋する詠み人知らず

詩: 不詳 (Unknown,-) 
      

曲: ウォルトン (William Walton,1902-1983) イギリス   歌詞言語: 英語


To couple is a custom:
All things thereto agree.
Why should not I then love,
Since love to all is free?

But I'll have one that's pretty,
Her cheeks of scarlet dye,
For to breed my delight
When that I lig her by.

Tho' virtue be a dowry,
Yet I'll chuse money store:
If my love prove untrue,
With that I can get more.

The fair is oft unconstant,
The black is often proud,
I'll chuse a lovely brown:
Come fiddler scrape thy crowd.

Come fiddler scrape thy crowd,
For Peggy the brown is she;
She must be my bride;
God guide that Peggy and I agree.

カップルになることはひとつの習慣だ
すべてのものがそんな風にくっついてる
だったらどうしてぼくは愛しちゃだめなのさ
愛はみんなにとって自由なのに

だけどぼくも素適なひとりを持てるだろう
ピンク色に染まる頬をした
ぼくの喜びを育もうと
ぼくが彼女のそばに横たわるときに

美徳は持参金になるけれど
それでもぼくはお金を蓄える方を選ぶ
もしも恋人が不実と分かったら
そのことでぼくはもっとたくさん得られるのだから

美人はしばしば移り気だし
黒髪は 時に傲慢だ
ぼくは選ぼう 素敵な茶髪を
弾いてくれ ヴァイオリン弾きよ お前の楽器を

弾いてくれ ヴァイオリン弾きよ お前の楽器を
ペギーはといえば 彼女は茶髪だ
彼女はぼくの花嫁になるだろう
神よお導きください ペギーとぼくがくっつけるように

恋するというのはバカになることなのですね。それは17世紀のイギリスでも真理のようです。この歌曲集に取り上げられた詩すべてがそんな匂いに満ちていますが、この詩はその中でも白眉といえましょう。ウォルトンも恐ろしい快速でこの詩を料理しており、とても微笑ましくも面白い歌が出来上がりました。

( 2016.08.04 藤井宏行 )


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