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月夜のでんしんばしら    
 
 
    

詩: 宮沢賢治 (Miyazawa Kenji,1896-1933) 日本
      

曲: 宮沢賢治 (Miyazawa Kenji,1896-1933) 日本   歌詞言語: 日本語


ドツテテドツテテドツテテド
でんしんばしらのぐんたいは
はやさせかいにたぐひなし
ドツテテドツテテドツテテド
でんしんばしらのぐんたいは
きりつせかいにならびなし

ドツテテドツテテドツテテド
二本うで木の工兵隊
六本うで木の竜騎兵
ドツテテドツテテドツテテド
いちれつ一万五千人
はりがねかたくむすびたり

ドツテテドツテテドツテテド
やりをかざれるとたん帽
すねははしらのごとくなり
ドツテテドツテテドツテテド
肩にかけたるエボレツト
重きつとめをしめすなり

ドツテテドツテテドツテテド
寒さはだへをつんざくも
などて腕木をおろすべき
ドツテテドツテテドツテテド
暑さ硫黄をとかすとも
いかでおとさんエボレツト

ドツテテドツテテドツテテド
右とひだりのサアベルは
たぐひもあらぬ細身なり
ドツテテドツテテドツテテド
タールを塗れるなが靴の
歩はばは三百六十尺

ドツテテドツテテドツテテド
でんしんばしらのぐんたいの
その名せかいにとゞろけり



軍隊ラッパを模したようなシンプルなメロディの行進曲。ドッテテの囃し言葉がユーモラスです。1921年作の童話「月夜のでんしんばしら」の中に出て来る歌詞に賢治自身がメロディをつけたもののようです。

( 2016.07.31 藤井宏行 )


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