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Twice a week    
  The Western Playland
週に二回  
     西方の遊び場

詩: ハウスマン (Alfred Edward Housman,1859-1936) イングランド
    A Shropshire Lad 17 Twice a week the winter thorough

曲: ガーニー (Ivor Gurney,1890-1937) イギリス   歌詞言語: 英語


Twice a week the winter thorough
Here stood I to keep the goal:
Football then was fighting sorrow
For the young man's soul.

Now in Maytime to the wicket
Out I march with bat and pad:
See the son of grief at cricket
Trying to be glad.

Try I will; no harm in trying:
Wonder 'tis how little mirth
Keeps the bones of man from lying
On the bed of earth.

冬の間じゅう 週に二回
ここに立ってぼくはゴールを守った
そのときはフットボールは悲しみと戦ってくれたのだ
若者の魂のために

今この五月にはウイケットに向かって
バットを持ち胸当てを着けて歩いて行く
ご覧よ 悲しみの息子はクリケットで
自らを奮い立たせようとしているのだ

頑張るのだ、頑張って困ることは何もない
こんなささやかな気晴らしで十分だとは驚きだ
人間が骨となって横たわるのを防ぐのに
あの土のベッドの上に


この歌曲集の中では珍しく激しい音楽となっています。やり場のない悲しみをスポーツで紛らわすかのような。「シュロップシャーの若者」の17番目の詩で、アイアランドにも同じ詩につけた曲があります。

( 2016.07.30 藤井宏行 )


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