Indian Love Call Rose-Marie |
インディアンの愛の呼び声 ローズ・マリー |
詩:著作権のため掲載できません。ご了承ください
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わたしがあなたを呼ぶときには あなたも答えてくださるかしら? これはわたしが捧げてることなの この愛をあなたに あなたのものとなるように もしあなたがわたしを拒むなら わたしはブルーになるでしょう そして待つわ ひとりぼっちで だけどもし あなたに聞こえたなら わたしのラブコールがはっきりと そしてわたしに聞こえたなら あなたの答えるこだまがはっきりと そのときわたしは知るでしょう わたしたちの愛は本物になるのだと あなたはわたしのものに わたしはあなたのものになるのよ! |
カナダを舞台にしたミュージカル、1936年と1956年に映画化されています。これは主人公ふたりがアメリカインディアンの恋の歌を模して遠くから愛をささやき合うたいへん美しいナンバー。息の長いフレーズが印象的です。ここでは女性(ローズマリー)の方からの呼びかけとして訳して見ました。
この幻想的なゆったりとしたメロディ、Slim Whitmanのカントリー・ヨーデル(アメリカに渡ってカントリーミュージックと結びついたチロルの伝統的唱法ヨーデル)でこの歌が歌われるのが妙にはまっていて面白いです。この歌声、のちに映画「マーズ・アタック」で火星人を撃退する武器として使われるというとんでもない再利用のされかたをしておりますが、なんとなくそんな麻薬的効果を感じさせるメロディラインではあります。
( 2016.07.19 藤井宏行 )