遊びをせんとや生れけむ 梁塵秘抄 |
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遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん 遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動(ゆる)がるれ |
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平安時代のはやりうたを集めた「梁塵秘抄」、桃山晴衣が再現したこの音楽も、冒頭に来たのは一番有名なこのフレーズです。三味線を訥々と弾きながら長唄チックに歌いますので音楽的にはそれほどのインパクトはありませんが、やはりこの音楽の要の部分、しっかりと表現されています。
( 2016.07.10 藤井宏行 )