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Seltsam ist Juanas Weise    
  Spanisches Liederbuch(Weltliche Lieder)
世俗歌曲第3番 「ファナのやることって変だ」  
     スペイン歌曲集_世俗歌曲集

詩: ガイベル (Franz Emanuel August Geibel ,1815-1884) ドイツ
    Spanisches Liederbuch - 2. Weltliche Lieder(スペインの歌の本 2.世俗歌曲) 56 Seltsam ist Juanas Weise 原詩:スペイン詞

曲: ヴォルフ (Hugo Wolf,1860-1903) オーストリア   歌詞言語: ドイツ語


Seltsam ist Juanas Weise.
Wenn ich steh' in Traurigkeit,
wenn ich seufz' und sage: heut,
“Morgen” spricht sie leise.

Trüb' ist sie,wenn ich mich freue;
lustig singt sie,wenn ich weine;
sag' ich,daß sie hold mir scheine,
spricht sie,daß sie stets mich scheue.

Solcher Grausamkeit Beweise
brechen mir das Herz in Leid -
wenn ich seufz' und sage: heut,
“Morgen” spricht sie leise.

Heb' ich meine Augenlider,
weiß sie stets den Blick zu senken;
um ihn gleich empor zu lenken,
schlag' ich auch den meinen nieder.

Wenn ich sie als Heil'ge preise,
nennt sie Dämon mich im Streit,
wenn ich seufz' und sage: heut,
“Morgen” spricht sie leise.

Sieglos heiß' ich auf der Stelle,
rühm' ich meinen Sieg bescheiden,
hoff' ich auf des Himmels Freuden,
prophezeit sie mir die Hölle.

Ja,so ist ihr Herz von Eise,
säh' sie sterben mich vor Leid,
hörte mich noch seufzen: heut,
“Morgen” spräch' sie leise.

ファナのやることって変だ
僕が悲しみのどん底で
ため息をつきながら「今日・・・」と言えば
彼女はすまして言う、「明日よ」

僕が喜んでいるとふさぎ込み、
泣いていると楽しげに歌う
君は可愛らしいよと言えば、
あなたなんか大嫌いと言う

そんなひどい目にあわされて
僕の心は悲しみで張り裂けそうだ
ため息をつきながら「今日・・・」と言えば
彼女はすまして言う、「明日よ」

僕が目を上げれば
いつも彼女はうつむき
僕が下を向いたとたんに
目を上げる

君は聖女のようだよとほめると
僕を悪魔みたいだとののしる
ため息をつきながら「今日・・・」と言えば
彼女はすまして言う、「明日よ」

ちょっと自慢をすれば
すぐにこき下ろし
天国に行きたいと言えば
僕など地獄行きだと言う

そうさ、あの娘の心は氷で出来ているのさ
僕が悲しみのあまり倒れて死んでも
そしていまわの際にため息をつき「今日・・・」と言っても
彼女はすまして言うだろう、「明日よ」


女心のわからない若者がファナという名の恋人の言動に振り回される情けない詩のようですが、彼は「今日」、一体何をしたいのでしょうか。ヴォルフの曲は、ため息をつきつき愚痴をこぼすような調子なのはいいのですが、ストレートに歌うと少々単調な感じもします。となると、ここではプライやベーアを抑えて芸達者なフィッシャー=ディースカウ氏の独壇場ということになります。

( 2003.5.11  甲斐貴也 )


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