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Treue Liebe dauert lange   Op.33-15  
  Die schöne Magelone
真実の愛は長く続く  
     美しきマゲローネ

詩: ティーク (Johann Ludwig Tieck,1773-1853) ドイツ
    Liebesgeschichte der schönen Magelone und des Grafen Peter von Provence 18 Treue Liebe dauert lange

曲: ブラームス (Johannes Brahms,1833-1897) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Treue Liebe dauert lange,
Überlebet manche Stund',
Und kein Zweifel macht sie bange,
Immer bleibt ihr Mut gesund.

Dräuen gleich in dichten Scharen,
Fordern gleich zum Wankelmut
Sturm und Tod,setzt den Gefahren
Lieb' entgegen,treues Blut.

Und wie Nebel stürzt zurücke,
Was den Sinn gefangen hält,
Und dem heitern Frühlingsblicke
Öffnet sich die weite Welt.

Errungen,Bezwungen
Von Lieb' ist das Glück,
Verschwunden,Die Stunden,
Sie fliehen zurück;

Und selige Lust,Sie stillet,Erfüllet
Die trunkene,wonneklopfende Brust;
Sie scheide,Von Leide,Auf immer,Und nimmer
Entschwinde die liebliche,selige,himmlische Lust!

真実の愛は長く続く
たくさんの時を生き続ける
いかなる疑念もそれを不安にさせることはない
常にその勇気は健やかなのだ

分厚い群れをなして襲い掛かり
心変わりを強いようとする
嵐や死にも その危難に
愛は向き合うのだ 誠実な血を

そして霧のように晴れて行く
この心を捕えていたものは
そして明るい春のまなざしが
この広い世界に開けるのだ

打ち破り 勝ち取ったのだ
愛から 幸せを
消え去った あの時も
急ぎ戻って来る

そして至福の喜びは 静め 満たすのだ
酔いしれて歓喜に高鳴る胸を
永遠に袂を分かつのだ 悲しみからは そしてもう二度と
消えることはない この愛しい 幸せな 天にも昇る喜びは!


第18章「終章(Beschluß)」
ペーターは乙女の歌声に引き寄せられるように戸口に向かい、彼女に小屋の中に迎え入れられます。乙女とほどなくして戻ってきた老夫婦は彼をもてなしますが、彼女は自分の正体は隠していました。もちろん彼が誰であるかは最初会った瞬間から分かっていたのですが。二日も逗留するとペーターはすっかり元気を取り戻し、彼女がマゲローネと気付かないまま小屋の戸口に二人で腰をおろしておりました。面倒を見てくれた彼女に信頼感をもったペーターが自分の身の上話などを始めますと、彼女は突然立ち上がって自室へと行ってしまいます。そしてすべての変装を解いて、再びペーターの前に現れたのでした。
ペーターは驚きわれを忘れ、恋人を抱いてくちづけしました。その日は暮れるまで思い出を語り合い、涙を流し、口づけを交わし続けたのです。
後日ペーターはマゲローネとともに両親のもとへと旅立ち、二人は結婚します。マゲローネの父のナポリ王とも和解し、誰もがこの結婚を祝福します。
ペーターはマゲローネと再会したあの場所に夏季滞在用の宮殿を立てて、例の羊飼いを管理人として住まわせ、過分な心付けを与えました。
宮殿の前には一本の木を二人で植えて、そしてこんな歌を歌ったのです。そのあとも春が巡るたびにそこに来ては 同じ歌を繰り返し繰り返し歌ったのでした。

( 2016.03.21 藤井宏行 )


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