TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ


Acte V,scène 1   Op.52  
  Caligula
第5幕第1場  
     劇音楽 カリギュラ

詩: デュマ父 (Alexandre Dumas père,1802-1870) フランス
    Caligula  

曲: フォーレ (Gabriel Fauré,1845-1924) フランス   歌詞言語: フランス語


L’hiver s’enfuit,le printemps embaumé
Revient suivi des Amours et de Flore ;
Aime demain qui n’a jamais aimé,
Qui fut amant,demain le soit encore !

L’hiver était le seul maître des temps
Lorsque Vénus sortit du sein de l’onde ;
Son premier souffle enfanta le printemps,
Et le printemps fit éclore le monde.

L’été brûlant a ses grasses moissons,
Le riche automne a ses treilles encloses,
Le noir hiver son manteau de glaçons ;
Mais le printemps a l’amour et les roses.

L’hiver s’enfuit,le printemps embaumé
Revient suivi des Amours et de Flore ;
Aime demain qui n’a jamais aimé,
Qui fut amant,demain le soit encore !

冬は逃げ去り 香り立つ春が
戻ってきます アモールやフローラたちを連れて
明日は愛するようになるでしょう 愛したことのない人も
もうすでに恋人だった人は 明日もそのままです!

冬だけが唯一の時の支配者でした
ヴェニュスがその胸から波を放った時には
その最初の吐息が春を生み
そして春が世界を花咲かせたのです

燃え立つ夏には豊かな収穫があり
実りの秋には囲われたブドウ棚があります
暗い冬は氷のマントを着ている
けれど春には愛とバラがあるのです

冬は逃げ去り 香り立つ春が
戻ってきます アモールやフローラたちを連れて
明日は愛するようになるでしょう 愛したことのない人も
もうすでに恋人だった人は 明日もそのままです!


曲集を纏めたページに全体のコメントを記載しています。
   Caligula 劇音楽 カリギュラ

( 2016.01.11 藤井宏行 )


TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ