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Penso    
 
ぼくは思う  
    

詩: パリアーラ (Rocco Emanuele Pagliara,1856-1914) イタリア
      

曲: トスティ (Francesco Paolo Tosti,1846-1916) イタリア   歌詞言語: イタリア語


Penso alla prima volta in cui volgesti
Lo sguardo tuo soave insino a me,
Ai dolce incanto,ai palpiti celesti
Che quell'istante tenero mi diè.

Ma tu... tu l'hai scordato,
Dici che un sogno fu,
Come in quel dì beato
Non sai guardarmi più! Ah!

Penso al sorriso che mirai primiero
Sul labbro tuo dolcissimo vagar,
Alle speranze,al sogno lusinghiero
Che mi seppe nell'animo destar!

Ma tu... tu l'hai scordato,
Dici che un sogno fu,
Come in quel dì beato
Non sai sorrider più! Ah!

ぼくは思う 初めて君が向けてくれた時のことを
君のやさしいまなざしをぼくの方へと
あの甘い魔法を 天国のようなときめきのことを
君がぼくにくれたあの素敵な瞬間の 

だけど君は...君は忘れてしまったんだね
それは夢だったと言うなんて
あの素晴らしい日のようには
君はもうぼくを見つめてはくれない! ああ!

ぼくは思う 初めて浮かんだあのほほ笑みのことを
君の甘い唇の上に
希望のことを 魅惑の夢のことを
ぼくの魂の中に目覚めてくれた

だけど君は...君は忘れてしまったんだね
それは夢だったと言うなんて
あの素晴らしい日のようには
君はもうぼくを見つめてはくれない! ああ!


「マレキアーレ」のメロディを思わせるような激しい主部の情熱の昂ぶりと、リフレインのつれない女に恨み言を言う部分の甘い甘いメロディの対比がとても面白い曲です。それと主部のスペイン風の情緒は管弦楽伴奏で一層映えるからでしょうか、管弦楽伴奏で歌われることも多い作品です

( 2016.01.10 藤井宏行 )


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