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My Dear Old Sunny Home    
 
わがいとしの懐かしき日の当たる家  
    

詩: ヘイス (William Shakespeare Hays,1837-1907) アメリカ
      

曲: ヘイス (William Shakespeare Hays,1837-1907) アメリカ   歌詞言語: 英語


Where the mocking bird sang sweetly
Many years ago,
Where the sweet magnolia blossoms
Grew as white as snow,
There I never thought that sorrow,
Grief nor pain would come,
E'er to crush the joys and pleasures
Of my sunny home.

CHORUS
Oh! I'm weeping,
Lonely I must roam.
Must I leave thee,
Dear old sunny home?


Flowers withered,roses drooping,
'Round the cottage door,
And the birds that sang so sweetly,
Sing,alas,no more.
Ev'ry thing comes chang'd in Nature,
Since I cross'd the foam,
To my return,my poor heart breaking,
To my sunny home.
(CHORUS)


Other forms and stranger faces,
All that I can see,
Brings to mem'ry thoughts of loved ones
Who were dear to me.
But my poor heart sinks within me
When I turn to roam,
Far from all I lov'd and cherish'd,
Good bye,sunny home.
(CHORUS)

マネシツグミがやさしく歌ってた
もう何年も前に
甘くマグノリアが咲かせてた
雪のように白い花を
そこでは私は決して悲しみを思ったことはなかった
嘆きや痛みが来るなどとは
まさかあの喜びや楽しみを打ち砕くために
私の日の当たる家での

コーラス
ああ!私は泣いている
孤独に私はさまよわねばならぬのだ
お前のもとを去らねばならぬのか
いとしの懐かしき日の当たる家よ?


花たちは枯れ バラはしおれていた
小屋の戸口のまわりでは
そしてあんなにやさしく歌ってた鳥たちは
歌わないのだ ああ もう二度とは
まわりの自然はすっかり変わったようだ
私が海を渡ってからは
戻ってみれば この哀れな胸は張り裂けそうだ
私の日の当たる家に
(コーラス)


違う人たちの姿だ 見知らぬ人の顔ばかりだ
私が見ることができるのは
懐かしい人たちの記憶だけがよみがえる
私にとって大切な人たちの
けれど私の哀れな心は沈み込む
私がさすらいに戻る時
愛する 大切な人たちから遠く離れて
さようなら 日の当たるいとしの家よ
(コーラス)


1871年の作品。日本では学校唱歌として、犬童球渓の詞により「故郷の廃家」1907という歌となりましたので年配の方にはおなじみでしょう。この日本語詞も著作権は切れておりますのでご紹介します。原詩の世界とあまり変わりはないようですね。

 幾年(いくとせ)ふるさと 来てみれば
 咲く花 鳴く鳥 そよぐ風
 門辺の小川の ささやきも
 なれにし昔に 変わらねど
 あれたる 我家(わがいえ)に
 住む人 絶えてなく

 昔を語るか そよぐ風
 昔をうつすか 澄める水
 朝夕かたみに 手をとりて
 遊びし友人(ともびと) いまいずこ
 さびしき故郷(ふるさと)や
 さびしき我家(わがいえ)や

Youtubeではもう既にアメリカでのオリジナルが紹介されることはなく、検索でかかるのは日本と日本経由で広まったとおぼしき東アジア圏の演奏だけですね。

( 2016.01.03 藤井宏行 )


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