思郷 |
ふるさとを思う |
詩:著作権のため掲載できません。ご了承ください
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ヤナギの小枝が清らかに揺れている中 独り木にもたれて何も言わず 城壁の外のカッコウの声を聞いている その声は響く 「帰ろう」と 別れた故郷の景色がよみがえってくる あの南の風に乗って 私も帰りたいものだ |
メロディラインはそのままフランスのジュール・マスネかレイナルド・アーンかというような耽美的な欧風のもの。中国語で歌われていなければこれが中国の歌とはとても思えません。ですがとにかく美しいメロディラインなので結構中国では愛され、歌われているようです。
作詞の韋瀚章(1906-1993)の著作権がまだ生きておりますので歌詞は大意で、また原詩の掲載は遠慮させてください。中国のサイトによればかなり著名な作詞家の方であったようです。
( 2016.01.03 藤井宏行 )