Die Hirten Op.8-2b Weihnachtslieder |
羊飼いたち 聖なる夜の歌 |
Hirten wachen im Feld; Nacht ist rings auf der Welt; Wach sind die Hirten alleine Im Haine. Und ein Engel so licht Grüßet die Hirten und spricht: “Christ,das Heil aller Frommen, Ist kommen!” Engel singen umher: “Gott im Himmel sei Ehr! Und den Menschen hienieden Sei Frieden!” Eilen die Hirten fort, Eilen zum heilgen Ort, Beten an in den Windlein Das Kindlein. |
羊飼いたちは野で見ています 夜がこの世を包んでいるのを 目覚めているのは羊飼いたちだけです この木立の中で そこに ひとりの天使が明るく 羊飼いたちに挨拶し こう語ります 「キリストが すべての敬虔なる者の救い主が 現れるのだ!」と 天使たちは歌います: 「天なる神を讃えよ! そして地なる人々に 安らぎあれ!」 急いで羊飼いたちは向かいます 急いで聖なる場所へと お祈りするのです 産着に包まれた かの御子を |
第2曲の改訂版。ずいぶん華麗な響きをそぎ落としてしっとりとした曲になりました。ほとんど前奏がない中で歌が訥々と始まります。こちらの方が敬虔にお祝いするクリスマスには向いているかも知れません。またそれもあってか改定前とは違ってバリトンの渋い声で聴く方がこの曲の方が合っているかも知れません。歌詞もだいぶすっきりとしましたが、ゆったりと歌われますのであまり改訂前と歌われる時間の長さは変わりません。
( 2015.12.24 藤井宏行 )