Oh! Boys Carry Me 'Long |
おい! みんな おいらを運んでってくれよ |
Oh! carry me 'long; Der's no more trouble for me: I's guine to roam In a happy home Where all de niggas am free. I've worked long in de fields; I've handled many a hoe: I'll turn my eye, Before I die, And see de sugarcane grow. chorus: Oh! boys,carry me 'long; Carry me till I die Carry me down To de buryin' groun' Massa,don't you cry. All ober de land I've wandered many a day, To blow de horn And mind de corn And keep de possum away. No use for me now So darkeys bury me low: My horn is dry, And I must lie Whar de possum nebber can go. Farewell to de boys Wid hearts so happy and light, De sing a song De whole day long, And dance de juba at night. Farewell to de fields Ob cotton,'bacco,and all: I's guine to hoe In a bressed row Wha de corn grows mellow and tall. Farewell to de hills, De meadows covered wid green, Old brindle Boss And de old grey hoss All beaten,broken,and lean. Farewell to de dog Dat always followed me round; Old Sancho'll wail And droop his tail When I am under de ground. |
おい! みんな おいらを運んでってくれよ これ以上のことは おいらにはもうない おいらは旅立つのさ 幸せなふるさとへ 黒人がみんな自由なとこへ おいらはずっと働いてきた この農場で おいらはいっぱい鍬をふるってきた おいらは目を向けよう 死んじまう前に そして見るんだ サトウキビが育ってるかを <コーラス> おい! みんな おいらを運んでってくれよ 死ぬ前に運んでってくれよ おいらを運んでくれよ 土に埋めるために 旦那 泣かないでくれよ このあたり中を おいらは日がな歩き回ってた 角笛ふいて 唐黍の世話して ポッサムを追っ払ってたのさ 今はみなどうでもいい 黒人たちがおいらを埋めちまえば 角笛はもう鳴らねえし おいらは寝てなきゃなんないんだ ポッサムが絶対来れないところに さよなら みんな 幸せで軽やかな心の 歌を歌ってた 日がな一日 そして踊ったな 陽気に夜通し さよなら 畑よ 綿花や タバコや そのほかみんな おいらは耕すのさ 天国の畑を 唐黍が甘く 背が高く育つところを さよなら 丘よ 緑に覆われた野原よ 老いぼれのぶちの牛よ それから老いぼれの灰色の馬よ いつもぶたれて ぶたれて ガリガリだ さよなら 犬よ いつもおいらについて来たっけ 老いぼれのサンチョは泣いて しっぽを垂らすだろう おいらが地面の下にいる時にゃ |
恐らく「鳴れ 鳴れ バンジョー」と同時期(1851)に書かれたプランテーションソング。飄々とした味わいはありますが、やはり人が死ぬというシーンを歌にしていますのであんまりおちゃらけるわけにも行かず、そんなところがあまり取り上げられなくなった理由でしょうか。とは言いつつもYoutubeでは色々な演奏形態でUPされていましたのでこの隠れた佳曲を楽しめます。同じ奴隷の死を扱うのでも「聖者の行進」のように明るい曲想なのがいいですね。
( 2015.12.01 藤井宏行 )