Nu brister i alle de Kløfter Op.26-2 Tre sange |
今咲き誇る この谷間じゅうを ヴィゴ・ストゥッケンベアの詩による3つの歌 |
Nu brister i alle de Kløfter, som sprængte og fured mit Sind, Alverdens fagreste Blomster for Sommerens sagte Vind. Thi to,som elsker hinanden, kan gjøre hinanden mer' ondt end alle de argeste Fjender, som hævner sig Jorden rundt; og to,som elsker hinanden, kan læge de ondeste Saar blot ved at se paa hinanden og glatte hinandens Haar. |
今咲き誇る この谷間じゅうを それは揺らがせ 安らがせる 私の心を あらゆる種類の美しい花たちが 夏の穏やかな風の中で けれど 愛し合う二人には 互いこれ以上悪いことはないかも知れない どんな過酷な敵が 世界中で復讐することよりも そして 愛し合う二人には 最も深い傷を癒すのかも知れない ただお互いを見つめあい そしてお互いの髪を撫であうように |
ほとんど知られざるノルウェーの作曲家アルネスの歌曲です。詩は十分に意味が取れなかったのですが、第1節の穏やかな表情と次の節での暗転、そして安らかなメロディが再び戻ってくるところからこんな感じで訳しました。
( 2015.11.29 藤井宏行 )