竹取の翁 童謡百曲集 第3巻 |
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野山かせぎのお爺さま、 (竹取の翁だ、竹取の翁だ。) いつも竹取、笹かつぎ。 (いい翁だ、いい翁だ。) ある日、ありやりやと驚いた。 (ピカリピカリ光つた。ピカリピカリ光つた。) 竹の根方に豆の人。 (ちつちやい姫だ、ちつちやい姫だ。) その子ひろうて、お爺さま、 (ほくほく帰つた、ほくほく帰つた。) 鳴くは鶯、よい日和。 (ホウ、ホケキヨよ。ホウ、ホケキヨよ。) これよ婆さま、眩(まば)ゆかろ、 (家まで光るぞ、家まで光るぞ。) おお、おお、かはいい、お爺さま。 (かぐや姫だ、かぐや姫だ。) それからしあはせ、篠の藪、 (いつ行つてもだ、いつ行つてもだ。) 竹のふしぶし、金のつぶ。 (ホウ、ホケキヨよ。ホウ、ホケキヨよ。) むかしむかしのお爺さま、 (竹取の翁だ、竹取の翁だ。) お伽ばなしのかぐや姫、 (それから、きかして、それから、きかして。) (括弧の中は合唱で歌われます) |
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童謡百曲集 第3巻
( 2015.10.23 藤井宏行 )