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Soitapas soria neito   JS176  
 
奏でておくれ 美しい娘さん  
    

詩: カンテレタール(フィンランド抒情詩) (Kanteletar,-) フィンランド
    II: Toinen kirja 238 Soitapas soria likka

曲: シベリウス (Jan Sibelius,1865-1957) フィンランド   歌詞言語: フィンランド語


Eilaa,eilaa…
Soita,soita,
soitapas sorea neito,
rannin neito rallattele,
sorealla soitollasi,
kumealla kulkullasi,
heleällä hengelläsi,
kaunihilla kaulallasi.
Soita! Soita!
Anna suuta,Suomen neito,
tälle Suomen sulhaselle,
suu ei kulu suudellessa,
käsi kättä antaessa.
Eilaa,eilaa,
Soita! Soita!

エイヤ エイヤ
奏でて 奏でて
奏でておくれ 美しい娘さん
岸辺で 娘さん 歌っておくれ 
きれいな節で
よく響く声で
明るい心で
綺麗な姿で
奏でて 奏でて
くちづけをおくれ スオミの娘よ
このスオミの花婿に
唇はキスで減るもんじゃないよ
手をつないだって
エイヤ エイヤ
奏でて 奏でて!


作品14「恋する者」と同じころに書かれた作品で、詞も同じカンテレタールから取られていますがこちらは混声合唱で、中間部にテノールの大変印象的なソロが入ります。詞も素朴ですが曲もリズミカルな掛け声が入って素朴そのもの。心もち斬新な和声とあいまってなかなか面白い曲となりました。

( 2015.08.02 藤井宏行 )


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