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流木    
  歌曲集「啄木に寄せて歌える」
 
    

詩: 石川啄木 (Ishikawa Takuboku,1886-1913) 日本
    一握の砂〜我を愛する歌 7 砂山の

曲: 越谷達之助 (Koshitani Tatsunosuke,1909-1982) 日本   歌詞言語: 日本語


砂山の裾によこたはる流木に
あたり見まはし
物言ひてみる



これは「一握の砂」で「初恋」の次に置かれた歌です。同じように「砂山」で始まりますね。歌集でもこのあたりで砂と戯れていますが(ちなみに錆びたピストルが出てくるのもこのあたり)、これが歌集のタイトル「一握の砂」となる重要なところなのですね。歌詞は少々ユーモラスですが、音楽の方は控え目につぶやいています。

( 2014.10.25 藤井宏行 )


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