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Varuna I (Sky)   Op.24-2  
  Vedic Hymns
ヴァルナI(空)  
     ヴェーダの詠唱

詩: ホルスト (Gustav Holst,1874-1934) イギリス
       原詩:Vedic Hymns

曲: ホルスト (Gustav Holst,1874-1934) イギリス   歌詞言語: 英語


Oh thou great judge,Varuna,
Day after day we break thy holy laws.
Oh let us not be yielded up to Death to be destroyèd,
To be destroyèd in thy wrath.

To gain forgiveness,Varuna,
In deepest woe I raise to thee my chant:
Behold,it riseth up towards thy holy throne to beg for mercy,
As flies the bird unto his nest.

Thou knowest all,Varuna,
Thou knowest the pathway of the moon and wind,
Thy laws throughout eternity endure,thou mighty ruler,
And to thy judgement all must come.

He doth appear! My cry is answered!
I am delivered from my sin.

おお 御身偉大なる裁き手 ヴァルナよ
日々 われらは御身の聖なる法を破っている
ああわれらを死に屈服させ給うな 破壊されて
御身の怒りに破壊されて

許しを得るために ヴァルナよ
最も深い悲哀のうちに われは御身に聖歌を捧げる
見よ 歌は聖なる王座に向かって立ち昇る 慈悲を請うて
鳥が自らの巣に向かって飛んで行くように

御身はすべてをご存じだ ヴァルナよ
御身はご存じだ 月や風の行く道を
御身の法は永遠を生き延びよう 御身偉大な支配者
そして御身の裁きにすべては従うのだ

彼が現れる!わが叫びに答えて!
われは解放されたのだ 自らの罪から


古代インドの秩序と正義の神、至高神のひとりがヴァルナなのだそうです。基本は天空と水の神ということで、このホルストの歌曲集でも5曲目は水の神として、この2曲目では天空の神 裁きの神としての属性を描き出されています。厳かなピアノの前奏に続いて、裁きを恐れる人々の祈りの言葉が静かにつぶやかれます。祈りの声は強くなることなく、天に消え行きます。

( 2014.10.25 藤井宏行 )


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