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Under the Willow She's Sleeping    
 
柳の木の下に あの子は眠ってる  
    

詩: フォスター (Stephen Collins Foster,1826-1864) アメリカ
      

曲: フォスター (Stephen Collins Foster,1826-1864) アメリカ   歌詞言語: 英語


Under the willow she's laid with care
(Sang a lone mother while weeping,)
Under the willow,with golden hair,
My little one's quietly sleeping.

chorus:
Fair,fair,and golden hair,
(Sang a lone mother while weeping,)
Fair,fair,and golden hair,
Under the willow she's sleeping.


Under the willow no songs are heard,
Near where my darling lies dreaming;
Nought but the voice of some far off bird
Where life and its pleasures are beaming.

Under the willow by night and day
Sorrowing ever I ponder;
Free from its shadowy,gloomy ray
Ah! never again can she wander.

Under the willow I breathe a prayer
Longing to linger forever
Near to my angel with golden hair
In lands where there's sorrowing never.


柳の木の下に あの子は注意深く横たえられてる
(ひとりぼっちの母親が泣きながら歌った)
柳の木の下に、金色の髪をした
私の可愛い子は静かに眠る

コーラス:
きれいな きれいな 金色の髪をした、
(ひとりぼっちの母親が泣きながら歌った)
きれいな きれいな 金色の髪をした
柳の木の下にあの子は眠っている


柳の木の下では 歌は聞こえない
私の愛し子が夢見つつ眠っているそばでは
ただ遠くの鳥の声の他は
あそこでは命の喜びが輝いているのに

柳の木の下で 夜も昼も
悲しみながらずっと私は思いに耽る
そこの陰の暗い光から逃れ出て
ああ!二度とあの子は歩き出すことはできないのだ

柳の木の下で 私は祈りをささげる
永遠にここにとどまりたいと思いながら
金色の髪をした私の天使のそばに
決して悲しみがない地に


あまりフォスターには似つかわしくないような暗いテーマの詞ですが、つけた音楽はいつものフォスター節、雰囲気的には「故郷の人々」に良く似ているでしょうか。しみじみと故人を懐かしむといった雰囲気の曲です。この曲、意外とYoutubeで実演が聴けて、オリジナルのソロと合唱から始まって、女声合唱に編曲されたものや、古き良きカントリーミュージックスタイルのものなど色々楽しめます。個人的にはやはりあまりいじらない方が素敵だと思いました。どうも私にはコーラスに変にいじくった編曲のフォスターは合わないようです。自然に民謡のようになったカントリースタイルはなかなか好ましかったですが。

( 2014.09.20 藤井宏行 )


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