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My Boy Is Coming From the War    
 
私の息子が戦争から帰ってくる  
    

詩: クーパー (George Cooper,1840-1927) アメリカ
      

曲: フォスター (Stephen Collins Foster,1826-1864) アメリカ   歌詞言語: 英語


“My boy is coming from the war,
He's coming home to me,”
“O! how I long to see his face,”
And hear his voice of glee.
Of all the days that ever dawned
This is the brightest day,
For sad and lonely was my heart
When Harry went away.

chorus:
My boys is coming from the war
He's coming home to me,
O! how I long to see his face,
And hear his voice of glee.

My boy is coming from the war,
I've waited for him long,
I miss the music of his laugh,
His light and happy song;
But now I'll clasp him in my arms
And ever by my side,
He'll linger while my life glides on
To quiet eventide.

私の息子が戦争から帰ってくる
彼は家に帰ってくる 私のもとへ
おお!どれほど私は彼の顔を見たかったことか
聞きたかったことか 彼の陽気な声を
今まで明けてきたすべての日々の中で
今日が一番明るい日
悲しく孤独だったのだから 私の心は
ハリーが行ってしまってからは

コーラス:
私の息子が戦争から帰ってくる
彼は家に帰ってくる 私のもとへ
おお!どれほど私は彼の顔を見たかったことか
聞きたかったことか 彼の陽気な声を

私の息子が戦争から帰ってくる
私はずっと長い間待っていた
私は失っていた 彼の笑い声の響きを
彼の輝かしい幸せの歌声を
でも今 私はこの子を腕に抱きしめるだろう
そしてずっと私のそばに居させるのだ
彼はずっとこkにいる 私の人生が
静かな黄昏を迎えるまでずっと



南北戦争もたけなわの1863年の作品。なんとも切ない歌詞です。音楽はしみじみとした喜びにあふれてはいますが、そもそも戦争など起こさなければこの別れと不安な日々もなかったわけで、またこの陰で、多くの戻ってこれなかった若者たちもいたことに思いを馳せてしまいます。クルト・ワイルが曲をつけているホイットマンの詩も合わせて見て頂くと戦争というものの罪深さが良く分かると思います。

( 2014.08.13 藤井宏行 )


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