TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ


Jenny June    
 
ジェニー・ジューン  
    

詩: クーパー (George Cooper,1840-1927) アメリカ
      

曲: フォスター (Stephen Collins Foster,1826-1864) アメリカ   歌詞言語: 英語


Did you see dear Jenny June
When the meadows were in tune
With the birds among the bowers
In the sweet summertime
You would love her I am sure
For her heart is warm and pure
And as guileless as the flowers
In the sweet summertime.

chorus:
Did you see dear Jenny June
When the meadows were in tune
With the birds among the bowers
In the sweet summer time.


All the robins cease their song
As she gaily speeds along
Just to listen to her singing
In the sweet summertime
And her modest beaming eyes
Are the color of the skies
Many pleasant fancies bringing
In the sweet summertime.

With my darling Jenny June
When the meadows are in tune
How I love to go aroving
In the sweet summertime
While her presence seems to be
Like a ray of light to me
For she's ever fond and loving
In the sweet summertime.


君は会ったかい 愛しのジェニー・ジューンに
牧場が調和している時に
木陰の中にいる鳥たちと
この素敵な夏の時に
君はきっと あの子を好きになるさ
彼女の心は温かく純粋で
花のようにあどけないのだから
この素敵な夏の時に

コーラス:
君は会ったかい 愛しのジェニー・ジューンに
牧場が調和している時に
木陰の中にいる鳥たちと
この素敵な夏の時に


コマドリたちはみんな 歌うのを止める
あの子が陽気に走り過ぎる時には
ただ彼女の歌に耳を傾けようと
この素敵な夏の時に
そして彼女の穏やかに輝く瞳は
空の色をしてる
たくさんの楽しい空想を与えてくれるんだ
この素敵な夏の時に

ぼくの愛するジェニー・ジューンと
牧場が調和している時
散歩するのは何て楽しいんだろう
この素敵な夏の時に
あの子がそこにいることは
ぼくにはまるで光の帯のようだ
だってあの子はずっと可愛く愛に満ちているんだから
この素敵な夏の時に


愛らしい恋の歌、女の子の姓にちなんで6月のアップとしました。日本では梅雨時であまり爽やかなイメージはないですが、「ジューン・ブライド」という言葉もあるくらい西欧では6月には爽やかで幸せなイメージがするのでしょうね。南北戦争真っ最中の1863年の作品ですが穏やかな温かみに満ちています。20世紀半ばに活躍したアメリカの歌手Nelson Eddyの歌うこの曲をYoutubeで見つけましたが、セピア色のノスタルジアを感じさせる良い感じの演奏でした。フォスターにしてはメロディが少々平凡な感じはしましたけれども。

( 2014.06.28 藤井宏行 )


TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ