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Il nascere e il fiorire d’una rosa    
 
一輪のバラの花の誕生  
    

詩: 不詳 (Unknown,-) 
      

曲: マイアベーア (Giacomo Meyerbeer,1791-1864) ドイツ−イタリア   歌詞言語: イタリア語


Vaga rosa spuntar vidi,
Porporina in sull’aurora;
Nel suo buccio chiusa ancora,
Già segnava la beltà.
Vaga rosa,porporina
Nel suo buccio chiusa ancora,
Già segnava la beltà.

Quella rosa poi rividi,
Il suo seno allor schiudeva;
Ogni fiore a lei cedeva
E regnava in sua beltà.
Quella rosa,il suo seno
Ogni fiore a lei cedeva
E regnava in sua beltà.

夢見るようなバラのつぼみを見た
真っ赤な朝焼けの中に
まだマントに包まれてはいるが
もう美しさは現れ出ている
夢見るバラよ 真紅の
まだマントに包まれてはいるが
もう美しさは現れ出ている

かのバラをそれから見た
その胸はたわわにふくらんでいた
あらゆる花たちが彼女の前に頭を垂れていた
彼女の美しさの支配を前にして
かのバラをそれから見た
あらゆる花たちが彼女の前に頭を垂れていた
彼女の美しさの支配を前にして


作詞者不詳の曲ですが、なかなかにゴージャスな女性の描写、華やかな宮廷のお姫様の登場を見るようです。音楽はしかしながら軽快で爽やかな感じ。ベルリーニのカンツォネッタを思わせる耳に優しいメロディです。最後の盛り上げ方などはマイアーベーアらしく華麗さも見せてはおりますが。

( 2014.01.25 藤井宏行 )


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