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Le front comme un drapeau perdu   FP 86  
  Tel jour telle nuit
失われた旗のようなその顔よ  
     ある日ある夜 

詩: エリュアール (Paul Éluard,1895-1952) フランス
    Les yeux fertiles (1936)  Le front comme un drapeau perdu

曲: プーランク (Francis Poulenc,1899-1963) フランス   歌詞言語: フランス語


Le front comme un drapeau perdu
Je te traîne quand je suis seul
Dans des rues froides
Des chambres noires
En criant misère

Je ne veux pas les lâcher
Tes mains claires et compliquées
Nées dans le miroir clos des miennes

Tout le reste est parfait
Tout le reste est encore plus inutile
Que la vie

Creuse la terre sous ton ombre

Une nappe d’eau près des seins
Où se noyer
Comme une pierre.

失われた旗のようなその顔よ
私はお前を連れて行く ひとりぼっちの時には
冷たい通りには
黒い家並み
悲惨を嘆いている

私は離したくないのだ
お前の明るい 複雑な両手を
私の手の閉ざされた鏡の中でそれは生まれた

他のすべては完全だ
他のすべては一層無益だ
人生よりも

地面を掘るがいい お前の影の下の

乳房のあたりに広がる水
そこに溺れて行くのだ
一個の石のように


第3曲目の詩も難解です。恋する焦燥感のようなものを象徴的に表したのでしょうか。音楽もここで急に激しく、切なくなります。最後は何かを悟ったかのように、沈んで行く石ころのようにおとなしく終わって行きますが...

( 2014.01.23 藤井宏行 )


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