De’ miei giorni |
私の日々の |
De’ miei giorni sull’aurora Vivo solo per te soffrir Quel crudele che m’innamora Par di gelo a’ miei sospir; Se pietà de’ pianti miei Lo potesse innamorar, Notte e giorno io piangerei, Ma follia saria sperar: Un sorriso non negarmi, E d’amor io morirò. Forse un giorno men crudele Al mio sen ritornerà. E quest’alma più fedele Al suo cor rispanderà. Se la gioja del mio core Il crudel infiammerà, Ogni pena,ogni dolore Nel mio petto cesserà. Un sorriso non negarmi, E d’amor io morirò. |
私の日々の夜明けに 私はあなたのためだけに苦しんで生きている 私に愛をかきたてたあの残酷な人のために 私のため息に冷酷さで応えた人に もしも私の涙に慈悲で応えてくれるなら 愛で心を満たしてくれたでしょうに 夜も昼も私は涙にくれて それでも狂おしく希望を持ち続けている ほほ笑みは私を拒んだりしない 私は愛に死んでしまうでしょう いつの日か残酷さも和らいで 私の心に戻って下さるのでしょう そして ずっと誠実だった私の魂は あの人の心に開かれるのです もしも心の喜びが あの残酷な人にまた燃え立ったなら あらゆる痛みも あらゆる苦しみも 私の胸からは消えるでしょうに ほほ笑みは私を拒んだりしない 私は愛に死んでしまうでしょう |
副題に「怒り Délire」とありますが、どちらかというと悲しみに浸っている感じの歌です。最後の希望を抱く部分は長調に転調してほのかな明るさを見せて終わるところがなかなか魅力的。
( 2014.01.18 藤井宏行 )