Mignon und der Harfner Op.62-1 D 877 Gesänge aus Wilhelm Meister |
ミニヨンとハープ弾き ヴィルヘルム・マイスターよりの歌 |
Nur wer die Sehnsucht kennt, Weiß,was ich leide! Allein und abgetrennt von aller Freude, Seh' ich ans Firmament nach jener Seite. Ach! der mich liebt und kennt, Ist in der Weite. Es schwindelt mir,es brennt Mein Eingeweide. Nur wer die Sehnsucht kennt, Weiß,was ich leide! |
ただ憧れることをご存じな方だけが 知っているのです、私が苦しんでいることを ただひとり隔てられ このすべての喜びから 私は空を見つめます あの方角へと向かって ああ!私を愛し 分かってくれた方は はるか彼方 そのことで私はめまいがし、燃え立つのです 私の内臓は ただ憧れることをご存じな方だけが 知っているのです、私が苦しんでいることを! |
この歌曲集の4曲目と同じ詩ですが、ゲーテのオリジナル通り、ミニヨンと竪琴弾きの老人のデュエット曲としてシューベルトは音楽を書いています。
( 2012.04.14 藤井宏行 )