An die Konigin Elisabeth Op.135-3 Gedichte der Konigin Maria Stuart |
エリザベス女王に メアリー=スチュワート女王の詩による5つの詩 |
Nur ein Gedanke,der mich freut und quält, Hält ewig mir den Sinn gefangen, Sodaß der Furcht und Hoffnung Stimmen klangen, Als ich die Stunden ruhelos gezählt. Und wenn mein Herz dieß Blatt zum Boten wählt, Und kündet,Euch zu sehen,mein Verlangen, Dann,theure Schwester,fasst mich neues Bangen, Weil ihm die Macht,es zu beweisen fehlt. Ich seh den Kahn,im Hafen fast geborgen, Vom Sturm und Kampf der Wogen festgehalten, Des Himmels heit'res Antlitz nachtumgraut. So bin auch ich bewegt von Furcht und Sorgen, Vor Euch nicht,Schwester! Doch des Schicksals Walten Zerreißt das Segel oft,dem wir vertraut. |
私を喜ばせたり苦しめて来たただ一つの思い、 それがいつまでも心を捕らえて放さない。 落ち着かず時間の経つことだけを考えていた時、 不安と希望の声が聞こえていたように。 あなたにただひたすらお会いしたいと、 この紙に書いてお伝えする決心をした今も、 新しい不安が私を襲って来ました。 親愛なる姉上よ、そのことを証明する力はありませんが。 よくわかっています、私たちの信頼がゆるぎないもので、 押し寄せる嵐や波に負けない事を。 でも澄み切って広がる空は夜には暗くなる。 だから姉上よ、あなたの前に立てば こんな恐れや不安に悩まされることはないと。しかし、運命は お互いの信頼を切り裂く事をするのです。 |
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Gedichte der Konigin Maria Stuart メアリー=スチュワート女王の詩による5つの詩
( 1998.08.03 稲傘武雄 )