O moj drug,vot tsvetok Op.68 Chetyre stikhotvorenija Rabindranata Tagora |
おお私の友よ この花は タゴールによる4つの詩 |
O moj drug,vot tsvetok iz pricheski moej. Ty emu otnesi,kak otserdtsa privet! No esli sprosit tebja,kto tsvetok etot dal, Proshu tebja,drug moj,ob etom molchi... Mne tak tjazhko i bol’no smotret’ na nego... Budto slov ne najdet rasskazat’ o sebe I povedat’ o tom,chto on nosit v dushe, Kogda molcha prikhodit i snova ujdet! |
おお私の友よ この花は私の髪に付けていたものです これをあの人のところへ持って行ってね、心からのあいさつとして! でも 誰がこの花を贈ったのか聞かれても お願いです 私の友よ それは内緒にしておいて... 私はとてもつらく苦しいのです この花を見ると まるで言葉が見つからないのです 私を伝える そしてあの人が心の中に何を抱いているのかを伝える ただ沈黙がやってきて そしてまた去って行くだけ! |
4曲目は伴奏とともに天駆けるように盛り上がって行き、そして遠ざかるように消えていきます。これはタゴールの詩では「園丁」の20番目の詩ということにされていますが、ロシア語の歌詞は相当違っていて、同一の詩というにはかなり無理がありそうです。同じ詩につけた(ただしイタリア語訳ですが)のアルファーノのところで英語詩と、イタリア語歌詞からの邦訳とを載せておりますのでどのくらい違っているのかを見比べてみてください。
毎日毎日... (フランコ・アルファーノ)
( 2011.11.11 藤井宏行 )