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Das verlassene Mägdlein   Op.64-2  
  Romanzen und Balladen IV
捨てられた娘  
     ロマンスとバラード第4集

詩: メーリケ (Eduard Friedrich Mörike,1804-1875) ドイツ
    Gedichte  Das verlassene Mägdlein

曲: シューマン,ロベルト (Robert Alexander Schumann,1810-1856) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Früh,wann die Hähne kräh'n,
Eh' die Sternlein schwinden,
Muß ich am Herde stehn,
Muß Feuer zünden.

Schön ist der Flamme Schein,
Es springen die Funken.
Ich schaue so drein,
In Leid versunken.

Plötzlich,da kommt es mir,
Treuloser Knabe,
Daß ich die Nacht von dir
Geträumet habe.

Träne auf Träne dann
Stürzet hernieder;
So kommt der Tag heran -
O ging er wieder!

朝早く 一番鶏が鳴くころに
星たちがまだ消えてしまう前に
私はかまどのそばに立たなくちゃならない
火を起こさなくちゃならないの

美しい炎の輝き
とびちる火の粉
私はその中を覗き込むの
悲しみに沈んで

ふと思い浮かぶのは
あの浮気な男よ
私が昨晩お前のことを
夢にみたこと

涙また涙と
あふれ出して来るわ
こうして一日が始まるのね
ああ 朝などどこかへ行ってしまえ!


1847年の作品でこちらもメーリケの詩。ヴォルフがメーリケ歌曲集に入れたものが有名ですが、こちらも味わいの深い歌です。詩は怒りに震えているようなところもありますが、シューマンの曲はただひたすら悲しみに沈んでいるといった趣きです。
この娘、お屋敷に奉公している女中のようですね。「捨てられた女中」というタイトルで紹介されることも多いですが、まだ恋を十分知らない若さが感じられるので私はそのまま「捨てられた娘」ということにしました。

( 2011.07.03 藤井宏行 )


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