Verdankt sei es dem Glanz K.392 |
感謝しよう 偉人たちの栄光に |
Verdankt sei es dem Glanz der Großen, Daß er mein Nichts mir deutlich zeigt. Mich hat er nie zurückgestoßen, Denn mich hat er niemals erreicht. Ich sah viel Kleine näher geh'n Und blieb in meinem Zirkel steh'n. Sie sind mir wert,die engen Grenzen, Wo ich so unbeträchtlich bin. Hier seh' ich Stern und Orden glänzen, Und Band und Stern reißt mich nicht hin. Und auch das gnädigste Gesicht, Aus meinem Zirkel bringt's mich nicht. Soll mir des Größern Unmut zeigen, Ich sei nur eine Kleinigkeit: O Unschuld! Dann lehr' du mich schweigen Und gib mir Unerschrockenheit, Und präge mir sanfttröstend ein, Es sei nicht Schande,klein zu sein. Doch ließe sich zu meinem Kreise Ein Großer ohne Falsch herab: Erfahrung! Dann mach' du mich weise Und zeichne meine Grenzen ab, Und lehre mich,niemals zu klein, Doch auch nicht kühn und eitel sein. |
感謝しよう 偉人たちの栄光に それは私の無力さを私にはっきりと示してくれた それは私を一度も追い返しはしなかったが それは私には決して届くことはなかったのだ 私はたくさんの小者たちが傍を行くのを見た そして私の近くに留まっているのを 私には大切だ この狭い境界が そこでは私はあまりに取るに足らぬものであるからだ この世にはあまりにたくさんの勲章がぎらついているが 階級章も勲章も私の心を惹きつけることはない 最も慈悲深いお顔でさえも 私の仲間から私を連れ出すことはない たとえ私に偉人たちの不興が示されようと 私が取るに足らぬ小者だという おお素朴さよ!そのときにはお前は私に沈黙することを教えるのだ そして大胆さを与えてくれて やさしく慰めるように思い起こさせるのだ 恥じることはないのだと 小者であることが けれどもし私の仲間のうちに 悪意なく偉人がひとり降りてこられたら 経験よ!そのときはお前は私を賢明になして 私の限界を示し そして私に教えてくれ、小者らしくならぬことを だが決して大胆で思い上がることもせぬことを |
詩はいまひとつ意味が取れませんでした。小説の中で何かしらの意味を持たせているために、その文脈から離れると意味が分からないということだと思います。ヘルメスの詩による3作品の中では一番取り上げられることは少ないようです。
( 2011.03.03 藤井宏行 )