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So wahr die Sonne scheinet   Op.37-12  
  Liebesfrühling
確かに太陽は輝く  
     愛の春

詩: リュッケルト (Friedrich Rückert,1788-1866) ドイツ
    Lyrische Gedichte - 3. Drittes Buch. Liebesfrühling  So wahr die Sonne scheinet

曲: シューマン,ロベルト (Robert Alexander Schumann,1810-1856) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


So wahr die Sonne scheinet,
So wahr die Wolke weinet,
So wahr die Flamme sprüht,
So wahr der Frühling blüht;
So wahr hab’ ich empfunden,
Wie ich dich halt’ umwunden:
Du liebst mich,wie ich dich,
Dich lieb’ ich,wie du mich.

Die Sonne mag verscheinen,
Die Wolke nicht mehr weinen,
Die Flamme mag versprühn,
Der Frühling nicht mehr blühn!
Wir wollen uns umwinden
Und immer so empfinden;
Du liebst mich,wie ich dich,
Dich lieb’ ich,wie du mich.

確かに太陽は輝く
確かに雲は涙を流す
確かに炎は弾け
確かに春は花咲くのだ
確かに私は感じてきた
私がお前を抱く時に
お前は私を愛してる、私がお前を愛するように
お前を私は愛してる、私をお前が愛するように

太陽は輝くのをやめるかも知れぬ
雲ももはや涙を流さなく
炎も消え去るかも知れず
春にもはや花咲かずとなろうとも
私たちは互いに抱き合って
そしていつまでもこう感じていたい
お前は私を愛してる、私がお前を愛するように
お前を私は愛してる、私をお前が愛するように


最終曲はロベルトの手になるデュエットです。この曲は当時から大人気で良く知られていたのだそうですが、確かにシンプルで美しいメロディは心に残ります。詩は少々陳腐なような気もしなくもありませんが、そういう詩であったがこその大人気なのかも知れないです。1分少々であっという間に終わってしまいます。

( 2011.01.29 藤井宏行 )


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