TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ


これがどうならうと    
  盲目の秋
 
    

詩: 中原中也 (Nakahara Chuuya,1907-1937) 日本
    山羊の歌(1934)  盲目の秋 2

曲: 石桁真礼生 (Ishiketa Mareo,1916-1996) 日本   歌詞言語: 日本語


これがどうならうと、あれがどうならうと、
そんなことはどうでもいいのだ。

これがどういふことであらうと、それがどういふことであらうと、
そんなことはなほさらどうだつていいのだ。

人には自恃(じじ)があればよい!
その余はすべてなるまゝだ……

自恃だ、自恃だ、自恃だ、自恃だ、
ただそれだけが人の行ひを罪としない。

平気で、陽気で、藁束(わらたば)のやうにしむみりと、
朝霧を煮釜に填(つ)めて、跳起きられればよい!



曲集を纏めたページに全体のコメントを記載しています。
   盲目の秋 

( 2010.11.26 藤井宏行 )


TOPページへ  更新情報へ  作曲者一覧へ