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Frühlings-Ankunft   Op.79-19  
  Liederalbum für die Jugend
春の訪れ  
     若者のための歌のアルバム

詩: ホフマン・フォン・ファラースレーベン (August Heinrich Hoffmann von Fallersleben,1798-1874) ドイツ
    Lyrische Gedichte - Dichterleben - Jugend und Mannesjahre  Frühlings-Ankunft

曲: シューマン,ロベルト (Robert Alexander Schumann,1810-1856) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Nach diesen trüben Tagen,
Wie ist so hell das Feld!
Zerrißne Wolken tragen
Die Trauer aus der Welt.

Und Keim und Knospe mühet
Sich an das Licht hervor,
Und manche Blume blühet
Zum Himmel still empor.

Ja,auch so gar die Eichen
Und Reben werden grün!
O Herz,das sei dein Zeichen,
Werde froh und kühn!

あの重苦しい日々のあとに
なんて野原は明るくなったことか!
切れ切れの雲たちは運び去る
悲しみを この世界から

そして種やつぼみはひしめき合い
光に向かって伸びてゆく
そしてたくさんの花が咲く
天に向かって静かに

そう、カシの木々や
ブドウの木までも緑になる
おお心よ、それこそをお前の印とし
陽気で大胆になるがいい!


またまたファーラスレーベンによる春の歌です。チャイコフスキーの「子供の歌」でも春の歌がたくさんありましたが、どうしても子供のための歌曲集となると発想は似てくるということなのでしょうか。夏や秋の歌が非常に少ないところなども含め、その共通点はとても興味深いところです。

( 2010.08.22 藤井宏行 )


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