Sonntag Op.79-6 Liederalbum für die Jugend |
日曜日さん 若者のための歌のアルバム |
Der Sonntag ist gekommen, Ein Sträußchen auf dem Hut; Sein Aug ist mild und heiter, Er meint's mit allen gut. Er steiget auf die Berge, Er wandelt durch das Tal, Er ladet zum Gebete Die Menschen allzumal. Und wie in schönen Kleidern Nun pranget jung und alt, Hat er für sie geschmücket Die Flur und auch den Wald. Und wie er allen Freude Und Frieden bringt und Ruh, So [ruf auch du nun]3 jedem “Gott grüß dich” freundlich zu. |
日曜日さんがやってくる 花束をひとつ帽子に載せて 彼の瞳は穏やかで澄み 彼は誰にでも親切だ 彼は山を登り 彼は谷間を歩きまわる 彼はお祈りに誘うのだ まわり中のあらゆる人を そして きれいな晴れ着で 若者も老人も繰り出してくれば 彼もみんなのために飾るのだ 野原を そして森を こうして彼がみんなに喜びや 平和や安らぎを運んでくるのだから あなたもみんなにこう呼びかけるのですよ 「こんにちは」と親しげにね |
日曜日を擬人化している歌ですが、面白いのは我々日本人の感覚だと日曜日はレジャーに繰り出せ!と快活で威勢の良い人をイメージしてしまいそうなところ、ここでは詩も音楽ももっとおっとりとした表情を見せているところです。やはりキリスト教の国では日曜日はまず礼拝をする日というイメージがくるというところもあるのでしょう。最後はお説教ですね。直訳では「神がお前に挨拶なされるように」ですが、南ドイツの方では普通に「こんにちは」の挨拶に使われているそうなのでそのように訳しました。
( 2010.07.18 藤井宏行 )