Poseł Op.74-7 17 Chant Polonais |
使者 17のポーランドの歌 |
Rośnie trawka,ziółko, Zimne dni się,mienią, Ty,wierna jaskółko, Znów przed naszą sienią. Z tobą słońce dłuzej, Z tobą miła wiosna; Witaj nam z podróży, Śpiewaczko radosna. Nie leć,czekaj,słowo! Może ziarnka prosisz? Może piosnkę nową Z cudzych stron przynosisz? Latasz,patrzysz wkoło Czarnymi oczyma... Nie patrz tak wesoło, Nie ma jej tu,nie ma! Poszła za żołnierza, Tę rzuciła chatkę, Koło tego krzyża Pożegnała matkę. Może lecisz od niej? Po wiedzże mi przecie, Czy nie są tam głodni, Czy im dobrze w świecie? |
育ちゆく草葉 冷たき日々は過ぎ去ってゆく お前、忠実なツバメよ また私の戸口のところに戻ってきたのだね お前と共に日は長くなり お前と共に楽しい春だ 旅して来てくれたことを歓迎しよう 陽気な歌い手さんよ 行かないで、留まれ、おい! 麦粒でも欲しくはないか? 新しい歌でも 遠い異国から運んで来たんだろう? あちこち見回してきたんだろう その黒い瞳で そんなに陽気に見つめないでくれ あの子はもう ここには居ないんだから あの子はひとりの兵士を追って この家を出ていったのさ あの十字架のところで 母親に別れを告げたのさ お前はあの子のところから飛んできたのか? それだったら教えてくれよ ふたりはお腹をすかしていないか 幸せに過ごしているのかどうかをね |
使者とはいいつつも、ここでは春になってまた南の国から戻ってきたツバメのことを言っていますね。冒頭や間奏に流れる流麗なピアノのメロディは空を優雅に飛ぶツバメの姿そのままです。
音楽は決して暗くはないのですが、ここで歌っているのは娘に遠くに去られてしまった老親の孤独なつぶやきです。子を思う親の気持ちが痛切に響いて、たいへん深みのある春の歌になりました。ショパンがパリに移り住んだ1831年の作曲。異郷の地に去った自分を思ってくれる故郷の人々に逆に思いを馳せているのでしょうか。
( 2010.04.03 藤井宏行 )