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Se valtaa sielun ja sydämen   Op.1-5  
  5 Julsanger
雪は高く降り積もっている  
     5つのクリスマスの歌

詩: ヨウカハイネン (Vilkku Joukahainen,1879-1929) フィンランド
      

曲: シベリウス (Jan Sibelius,1865-1957) フィンランド   歌詞言語: フィンランド語


On hanget korkeat,nietokset,
vaan joulu,joulu on meillä!
On kylmät,paukkavat pakkaset
ja tuimat Pohjolan tuuloset,
vaan joulu,joulu on meillä!

Me taasen laulamme riemuiten,
kun joulu,joulu on meillä!
Se valtaa sielun ja sydämen
ja surun särkevi entisen,
mi kasvoi elämän teillä!

Oi käykää,ystävät,laulamaan,
kun joulu,joulu on meillä!
Se tuttu,ystävä vanhastaan,
on tänne poikennut matkoillaan
ja viipyy hetkisen meillä.

Nyt tähtitarhoihin laulu soi,
kun joulu,joulu on meillä!
Nyt maasta taivaaseen päästä voi,
jos sydän nöyrä on lapsen,oi,
kun joulu,joulu on meillä.

Oi anna Jumala armoas,
kun joulu,joulu on meillä!
Ja kansaa suojaa sun voimallas,
meit' auta näkemään taivaitas
kun joulu,joulu on meillä!

雪は高く降り積もっている
だがクリスマスは、クリスマスはわれらのもとにある
冷たく、凍えるような天気
そして北風
だがクリスマスは、クリスマスはわれらのもとにある

われらは再び喜びの歌を歌う
クリスマスが、クリスマスがわれらのもとに来たるとき
それは魂を 心を力づけ
過去の悲しみを打ち消してゆく
日々の暮らしで積っていたものを

おお来たれ、友よ、歌おう
クリスマスが、クリスマスがわれらのもとに来たるとき
親しきなつかしい昔の友が
長い旅路をしばし休んで
われらの元に留まるのだ

今われらの歌は星にまで届く
クリスマスが、クリスマスがわれらのもとに来たるとき
この大地から天国へと行くこともできるだろう
もしも子供のつつましい心があるならば、おお
クリスマスが、クリスマスがわれらのもとに来たるとき

おお神よ お恵みを
クリスマスが、クリスマスがわれらのもとに来たるとき
人々を御身の力でお守りください
そしてわれらに天国を見させてください
クリスマスが、クリスマスがわれらのもとに来たるとき


作品1の5曲の中でこれだけがフィンランド語の歌詞に付けられています。ゲルマン語系のスウェーデン語と違ってどこかしれっとした優しい響きのするこの言葉に良く合うように、シベリウスも素朴この上ない暖かいメロディをつけました。田舎の農家で素朴にお祝いしているという感じがとても素敵です。これは1901年の作品だそうです。

( 2009.12.18 藤井宏行 )


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