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Oh fließ,ja wallend fließ in Zähren   XXVIa no.19  
  12 Lieder für das Clavier
おお流れよ、涙となって流れよ  
     12のクラヴィア伴奏歌曲第2集

詩: 不詳 (Unknown,-) 
      

曲: ハイドン (Joseph Haydn,1732-1809) オーストリア   歌詞言語: ドイツ語


Oh fließ,ja wallend fließ in Zähren,
Du Trauer atmendes Gemüt!
Ach,daß die Augen Ströme wären;
Ganz Schmerz,ganz Träne mein Geblüt!
Wie würd' ich dich genug beweinen,
Klimena,Beste! Tötend Wort!
O heult in jungferlichen Hainen,
Ihr Winde,meine Wehmut fort!

So stirbt sie! Und indem sie scheidet,
Flieht noch ein ungewisser Blick,
Als kennt' er,was mein Busen leidet,
Auf mein betrübtes Aug' zurück.
O Blick' Wie Thisbens letzte Blicke
Auf ihren besten Pyramus,
Da sie sein grausames Geschicke,
Selbst hingestreckt,beweinen muß.

おお流れよ、涙となって流れよ
お前 悲しみを呼吸する魂よ!
ああ、この両目が川であったなら
すべての痛み、すべての涙は私の血なのだ!
どうあっても私にはお前のことを嘆いて嘆きすぎることはない
クリメーナ、最高の人!死の言葉!
おお 若やいだ森の中にうならせよ
風よ、私の悲しみを!

彼女は死んでゆくのだ! そして別れの時に
再びうるんだ眼差しが注がれる
まるで私の胸の苦しみを分かっているかのように
私の悲しげな瞳へと
おおその眼差し!まるであのティスベが最後の眼差しを
最愛のピュラモスに投げかけているようだ
彼らがそのむごたらしい運命を
受けて、嘆かねばならなかったときの


これも原詩は全6節だそうですが見つけることはできませんでした。2節目のティスベとピュラモスというのはギリシャ神話の中のロメオとジュリエットとでも言えるようなお話。ただここで嘆いているティスベは女性の方で、この歌で嘆いている主人公とは性別は異なります。

( 2009.11.15 藤井宏行 )


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