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Heimweh III   Op.63-9  
  Neun Lieder und Gesänge
郷愁 3  
     9つの歌曲と歌

詩: グロート (Klaus Groth,1819-1899) ドイツ
    Hundert Blätter,Paralipomena zum Quickborn  Heimweh III

曲: ブラームス (Johannes Brahms,1833-1897) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Ich sah als Knabe Blumen blühn -
Ich weiß nicht mehr,was war es doch?
Ich sah die Sonne drüber glühn -
Mich dünkt,ich seh' es noch.

Es war ein Duft,es war ein Glanz,
Die Seele sog ihn durstend ein.
Ich pflückte sie zu einem Kranz -
Wo mag er blieben sein?

Ich such' an jedem Blümchen nach
Um jenen Schmelz,um jenes Licht,
Ich forsche jeden Sommertag -
Doch solche find' ich nicht.

Ihr wußtet nimmer,was ich trieb?
Ich suchte meinen alten Kranz.
Er war so frisch,so licht,so lieb -
Es war der Jugendglanz.


私は見た 子供の頃に 小さな花が咲いていたのを
だがそれが何の花だったかは覚えていない?
私は見た 太陽が頭上で輝いていたのを
私には思える、それをまだ見ているかのように

香りがあった、輝きがあった
この魂はそれらを渇きに任せて吸いつくしたのだ
私は花たちを摘んで花輪を作った
どこにそれは残っているのだろうか?

私は今 あらゆる花に探し求める
あの色つやを あの輝きを
私はあらゆる夏の日を訪ね歩く
だが何も見つけることはできていない

あなたは決して知ることはない、何を私がしているかを
私は懐かしい花輪を探しているのだ
それはとてもみずみずしく、とても輝かしく、とても愛らしかった
それは青春の輝きだったのだ


( 2009.05.05 藤井宏行 )


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