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Frühlingslied   Op.8-6  
  12 Gesänge
春の歌  
     12の歌

詩: ローベルト (Friederike Robert,1795-1832) ドイツ
      

曲: メンデルスゾーン (Jakob Ludwig Felix Mendelssohn,1809-1847) ドイツ   歌詞言語: ドイツ語


Jetzt kommt der Frühling,der Himmel isch blau,
Die Wegle sin trucken,die Lüfte geh'n lau.
Jetzt kommt der Frühling,die Vögle im Wald
Zwitschern und locka ihre Weible wol bald.
Jetzt kommt der Frühling,die Bähm schlage aus,
Un i bring mei Schätzle ein Veigelestrauß.

さあ春だよ 空は青い
小道は乾いたし 空気は穏やかだ
さあ春だよ 鳥は森の中
さえずりながら もう恋人を誘ってる
さあ春だよ 木々は芽吹く
あたしもいいひとに 花束を持って行こう


メンデルスゾーンのたくさんある「春の歌」、これが一番最初のものになるかと思います。非常に素朴な詞と音楽、実にさわやかで素敵な作品です。歌詞をよくよく見るとかなり見慣れない言葉が並んでいます。明らかにどこかの方言(もしくは古語?)かと思うのですが、ドイツ語に詳しくない身にはそれ以上は分かりませんでした。ただ訳語もそういうわけでのどかな民謡っぽく仕上げてみました。

( 2009.04.01 藤井宏行 )


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