Meine Auge Op.37-4 TrV 187 Sechs Lieder |
ぼくの瞳 6つの歌曲 |
Du bist mein Auge! Du durchdringst mich ganz, Mein ganzes Wesen hast du mir erhellt, Mein ganzes Leben du erfüllt mit Glanz, Mich Strauchelnden auf sichern Pfad gestellt! Mein Auge du! Wie war ich doch so blind An Herz und Sinn,eh du dich mir gesellt, Und wie durchströmt mich jetzt so licht,so lind Verklärt der Abglanz dieser ganzen Welt! Du bist mein Auge,du! |
あなたはぼくの瞳なのです、あなたはぼくを貫き通し ぼくのすべての本当の姿を照らしてくれるのです ぼくの人生のすべてをあなたは輝きで満たしてくれて つまづいたぼくを安全な小道へと導いてくれたのです! あなたはぼくの瞳なのです! なんてぼくは目が見えていなかったのでしょうか 心も頭も、あなたがぼくと一緒になってくれるまでは そしてぼくを今貫き通すようにとても明るく、とても穏やかに この全世界の反映が輝いています あなたはぼくの瞳なのです、あなたこそが! |
目の不自由な方への差別的な表現になるからでしょうか。こういう言い回しの詩は今ではもう作れないところはあるのでしょうし、過去の作品もなかなかこう取り上げにくい雰囲気になってしまっているような感もなきにしもあらずです。作品37の中でも決して他の曲に劣るとは思わないのですが、取り上げられる頻度は圧倒的に少ない印象があります。
( 2008.10.01 藤井宏行 )